2013年7月19日金曜日

7月19日(金) 吉日  本牧神社「お馬流し」祭礼船みよし飾り完成



安田屋呉服より、みよしの飾りが納品。「お馬流し」祭事の安全を祈念してお祓いを行いました。

2013年7月15日月曜日

風情ある木造の和船が本牧漁港に!:平成25(2013)年 7 月号/なか区版


本牧D突堤にある本牧漁港。ここに2艘の和船が係留されている。
 実はこの船、県の無形文化財・民俗芸能五十選に指定されている「本牧お馬流し」に50年前まで使われていた祭礼船なのだ。

今年50年ぶりの現役復帰で、8月4日の日曜、飾りをつけ晴れの舞台を迎える。
 お馬流しとは、本牧が農村と漁村だった440年以上も前から伝わる伝統行事。カヤで作った「お馬」を独特の作法で運び、本牧神社に一晩安置してから、また、同じ作法で船に乗せ、あらゆる厄と災いを負わせて本牧のはるか沖合いに流すという2日がかりの行事だ。

 作られる「お馬」は6体。旧本牧六か村の間門、牛込、原、宮原、箕輪、台、各1体ずつだ。50年前までは沖合いで「お馬」を流した後、競漕で浜に戻った。

「櫓は5本。1本の櫓に7人の漕ぎ手が交替でついて、全力で漕いだもんだ。隣の船に負けまいと燃えたね」
と、50年前の漕ぎ手で、総代の一人、茅野義一さん。
 時代の流れで手漕ぎの和船は隠居し、その後は動力をつけた漁船で「お馬」を流すだけになっていたが、和船を修理できることになり、復活を目指した。最後の仕上げは地元の人たちの手作業だ。
50年前を知る人たちに記憶をたどってもらい、話を聞きながら仕上げた。
「私たちは子どもでしたが、まちをあげてのワクワクした雰囲気はよく覚えてます。
動力もつけますが、大切な伝統行事をなるべく昔ながらの姿で伝えていきたい」と、作業を担った鶴岡正昭さん、落合義久さんも話している。

本牧お馬流し:8/3(土)・4(日)
お馬を海に流すのは4日(日)11時 本牧漁港
【問合せ】本牧神社  621-7611